コラム
2024/10/30
コラム:機械式駐車場の保守契約見直しについて
機械式駐車場の耐用年数は、20年~30年とされています。ご利用中の機械式駐車装置も、耐用年数の経過とともにリニューアを検討しなければならなくなりますが、駐車装置のリニューアルは、高額な費用が掛かります。少なくとももう1社は話を聞いてみたり、相見積を取ってみたいと思われるオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。
意外と盲点なのが、リニューアル費用を大きく上回る費用を投じているにも関わらず、料金も品質も比較されることも、見直されることもないまま契約を継続されているのが機械式駐車場の保守(メンテナンス)契約です。
保守(メンテナンス)契約の見直しにより次のような効果が期待できます。
・適正な定期点検費用
点検料金は、メンテンナンス品質・技術力とは比例しません。
高額な定期点検料金には、駐車装置の研究開発費や設置費用の値引額を反映している場合があります。
・適切な部品交換
部品交換のコストは、駐車装置関係コストの中で最も大きな割合を占めます。
単なる単価の値下げだけでなく、適切なタイミングで実施することで、安全性を保ちながらコスト削減が実現できます。
・現実的な修繕計画
修繕計画は、楽観的過ぎても悲観的過ぎても誤った判断に繋がり、延いては安全性、経済性両方を毀損します。
実績に裏打ちされた現実的な修繕計画は、安全で経済的な駐車場運営の基本です。
保守(メンテナンス)契約の見直しに関するご相談はお気軽にお問合せください。