2019/09/10
コラム:台風一過

昨晩から今朝にかけて関東を襲った台風15号、台風やゲリラ豪雨は機械式駐車場に関わる者にとっては

大きな脅威です。

 

一番怖いのは、駐車場ピットの冠水とそれによる車両の水没です。

原則としてピット式駐車場には、排水ポンプが2基ついており、水位が一定レベルに達すると自動的に

排水を始めます。2基が交互に動くこともあれば同時に動くこともあります。

多少の雨であればこのポンプが作動して駐車場が冠水したり、車両が水没したりすることはありません。

 

しかしながら、近年様々な想定を上回る雨による冠水事故が起こっています。

以前に担当した駐車場でも冠水・水没事故が起こりました。

 

この事故では、ポンプは2基とも正常に作動していましたが、その先の下水道管がオーバーフローして

いたことで、流入した雨水が排水されず、冠水しました。

 

前面道路から駐車場に雨水が流入し始めて、駐車場が冠水し車両が水没するまでたったの5分の出来事

でした。5分間で対応できることはほとんどありません。

こうなってくると『自然災害』ということになるのだと思いますが、より怖いのは排水ポンプの故障です。

正確には「故障の放置」です。

通常、排水ポンプは定期点検で、いざという時に備えられていますが、予算の都合や認識の問題で故障を

放置されている場合があります。

排水ポンプの故障を放置した結果の冠水・水没であれば「自然災害」ということになるでしょうか?

駐車場利用者や車両を守ることはもちろんのこと、オーナーご自身を守るためにも、排水ポンプに限らず

装置の故障は「即修理」をお願い致します。

 

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